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設計資産再構築・最適化サービス

AIを活用した開発が進む中で、属人化・複雑化により設計意図が把握できず、AIの価値を十分に引き出せない状況があります。設計資産を「読み解く」ところから整理・再構成し、 継続的な開発とAI活用を可能とする開発基盤へと転換します。

設計資産の再構築により、継続開発を支えます

長期運用により、設計の属人化や構造の複雑化が進んだシステムは、保守・改修・機能追加のたびに大きな負担となります。
本サービスでは、既存の設計資産を解析・整理し、リファクタリングやアーキテクチャーの見直しなど複数のアプローチにより、将来の保守・拡張・引き継ぎを前提とした構造へ再構築するとともに、設計資産の最適化により再利用性の向上を実現します。

EOLや更改を契機とした設計資産の見直しにも対応

部品EOL、FPGA・CPU更改、OS更新などをきっかけに、設計課題が顕在化するケースは少なくありません。
本サービスでは、ソフトウェア・ハードウェア・FPGAを含むシステム全体を対象に、設計資産の再構築を行います。

設計資産を将来に活用できる形で再定義

再構築後の状態を正しく引き継ぐため、仕様書・設計書などを含めた形で設計資産を整理します。
設計意図を明確化し、次世代開発や派生開発につながる基盤として再定義します。

当社の特長

本サービスでは、属人化・複雑化した設計資産を「読み解き」、構造化・再利用可能な状態へと転換し、AI活用可能な開発基盤を実現します。

属人化、ブラックボックス化だった設計資産を再構築して、構造化、再利用可能な状態にするのイメージ図

設計資産を「読み解く」ところから始めます

既存の設計資産を構造・役割・設計意図の観点で整理し、ブラックボックス化した状態を可視化します。
AIによる分析も活用しながら設計資産を読み解き、再構築の方針を明確にします。

ソフトウェア・ハードウェア・FPGAを分断しません

システム全体を俯瞰し、ソフトウェア・ハードウェア・FPGAを分断せず、システム全体を踏まえて設計資産の改善を実施します。
構造全体を踏まえた設計判断により、将来の保守・拡張に対応しやすい設計を実現します。

ドキュメントまで含めて設計資産として整備します

AIを活用したレビューや多言語対応により効率化を図りながら、再構築後の構造や設計意図を仕様書・設計書として整理し、引き継ぎ・再利用可能な設計資産として整備します。継続的な開発や将来の拡張にも円滑に対応可能な開発基盤を実現します。

ユースケース(活用シーン)

継続開発を支える設計資産の再構築

言語移行(マイグレーション)や構造改善(モダナイゼーション)、AIを活用したコード解析により、 開発体制の持続性を確保するとともに、外部リソース活用にも対応可能な開発資産へ再構築

背景・課題

  • 長期運用を見据え、開発体制の持続性や人材確保に加え、技術的負債(構造の複雑化)への対応が課題
  • 設計者不在や属人化によりコード全体像の把握が難しく、保守・改修のたびに調査工数が増大

対応内容

  • 既存コードの構造・依存関係を解析し、プログラミング言語移行を前提とした構造の見直し・最適化を行うとともに、AIを活用したコード分析・レビューにより、構造改善や品質向上を効率的に実施
  • コメントや設計書などの記述を英語化し、設計資産を再整備することで、グローバル開発に対応可能な構造へ最適化

効果

  • 開発資産の可読性・共有性を向上し、外部リソースを活用した開発体制への展開を容易化
  • 人材確保しやすい開発環境へ移行し、継続的な開発体制を確保

品質と保守性を高める設計資産の再構築

アーキテクチャー(MVVM*1)に基づく構造の見直しとAIを活用したコード解析により、品質課題を構造面から解消し、保守性・拡張性に優れたソフトウェアへと改善します。

背景・課題

  • 長期開発の中で構造が複雑化し、アーキテクチャーとの乖離や品質課題が顕在化
  • 不具合の増加や修正工数の増大により、保守性・拡張性の確保が困難

対応内容

  • アーキテクチャー(MVVM)に基づき、責務分離の観点で構造を整理し、最適化を実施
  • AIを活用したコード分析によりコーディング規約や設計観点の逸脱を抽出し、効率的に修正・改善

効果

  • 構造起因の不具合を抑制し、ソフトウェア品質を向上
  • 保守性・拡張性を高め、機能追加や将来対応が容易な開発基盤を実現
*1
MVVM:ソフトウェアの構造を役割ごとに分けて整理する設計手法の一つで、データ(Model)、画面(View)、処理や制御(ViewModel)に分けて構成するもの

サービスメニュー

お客さまの課題や目的に応じて、各メニューを柔軟に組み合わせて提供します。

サービスメニュー メニュー内容
ソフトウェア基盤更新
  • 言語・OS・フレームワーク・DBを更新
  • 構造見直しを伴うモダナイゼーションを実施
  • 組み込み・業務システム双方に対応
アーキテクチャー見直し
  • 責務分離の観点で構造を整理
  • 構造整合性を確保し、設計観点で最適化
  • システム全体を踏まえた構造見直しを実施
リファクタリング
  • 既存コードの構造・依存関係を解析
  • コーディング規約に基づき構造を整理
  • 内部構造を最適化(可読性・保守性向上)
  • 共通化、例外処理、ログを強化
ハードウェア・FPGA連携最適化*2
  • ハードウェア依存や制約を調査・整理
  • リアルタイム性やリソース制約を踏まえた設計見直し
  • ハードウェア・FPGAを含めた構造最適化
ドキュメント整備*3
  • 仕様書・設計書を再整備
  • 構造・変更点をドキュメント化
  • 再利用・引き継ぎを見据えたドキュメント化
  • 英語化によりグローバル開発に対応
*2
当社「部品EOL向けリメイクサービス」「FPGA向けリターゲティングサービス」と連携
*3
当社「ドキュメンテーション支援サービス」と組み合わせ可能

サービスフロー

分析から構造整理、改善、仕上げ、資産化まで対応します

変化の激しい時代に求められる設計資産

技術や市場の変化が加速し、AIを含む新しい技術を活用した開発が進む中で、 既存の設計資産をそのままでは活用できないケースが増えています。 設計資産には、単に蓄積されているだけでなく、 構造が整理され、理解・再利用できる状態であることが求められています。 属人化した設計や、設計意図が読み取れない状態では、 新しい技術を取り入れようとしても、その価値を十分に引き出すことができません。
設計資産の再構築は、設計現場の課題解決に留まらず、 製品・事業の継続性を支え、変化に強い開発基盤の実現に寄与します。

エンジニアリング分野

  • ハードウェア

  • ソフトウェア

  • クラウド

  • メカトロニクス

  • 機能安全

  • サイバーセキュリティ

  • ドキュメント作成支援