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こんにちは、いつも当コラムをご覧いただき、ありがとうございます。
今回は、会議に関連したお話をテーマとして、3回のシリーズでお届けしたいと思います。
もしも会議室で隣にロボットがいたら
1章 AIがその場でまとめる議事録
2章 テキストには載らない情報
3章 身体を伴う知性
みなさんは、打ち合わせや会議などの後に、ご自分で議事録を書くことはありますか?
最近は、生成AIに手伝ってもらうことはありませんか?
議事録作成という負担が減り、スピードと効率は確実に向上していると実感しています。
次にご紹介するブログは、生成AIを活用した議事録ツールの開発についての記事です。
■今回のピックアップ・ブログ
話者分析、会社用語の登録による理解促進など生成AIを活用することで、会議録音の音声をテキスト化するだけでなく、その内容を即座に要約ができるようになりました。
また、ブログ内でも議事録ツールの開発の中で内容の精度を向上させるための苦労やしくみなどが解説されています。
ミーティング終了後、メンバーの記憶が鮮明なうちに議事録を生成できている点は素晴らしいことだと思います。
会議の終わりのラップアップの時間に、議事録ツールが生成した、出来立ての議事録をチームで確認し、必要に応じて追加・修正を入れれば、スピーディーで効率的なミーティングができます。

議事録ツールは、約7割以上の企業で利用されているようです。
どこの企業でも業務上不可欠なミーティングとその議事記録の業務は、目に見えて効率化することがわかりやすい対象なのだと思います。また、新たに専用ツールを導入するというよりも、現在利用している会議ツールの付帯機能として生成AIによる議事録作成があり、その機能を活用しているケースも多いそうです。
個人的な所感ですが、生成AIで作成された議事録は読みやすいのですが、少し整い過ぎているなと感じることもあります。後から生成AIに質問して、議事録に整理する前の情報にアクセスできたり、あるいは個別にチャット質問で詳しい内容を解説したりする機能が追加されれば、さらに便利になると期待しています。
ところで、日本語ではコトノハ(言の葉)という意味には、掛詞にあるように「うら(浦、裏、心)」があるといいます。
「歌詠み」は、言葉の奥にある情景や感情、すなわち「心を読む」行為といいます。
そういえば、最近、川柳コンテストが中止となったというニュースをみました。
言葉の組み合わせの妙で、生成AIが書いたものが人の書いたものに追いついてしまい区別がつかなくなってしまったそうです。AI技術の進歩にも驚かされますが、伝統の文化としてこれからも人の手で続いていってほしいと思います。

今回は「削って整える」がテーマでしたが、次回は反対に「拾う」をテーマに考えてみます。
2026年5月
株式会社 日立情報通信エンジニアリング
経営戦略本部 ブランド・コミュニケーション部
阿部 哲也
※編集・執筆当時の記事のため、現在の情報と異なる場合があります。編集・執筆の時期については、記事末尾をご覧ください。