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こんにちは、みなさん。当社blogを読んでいただき、ありがとうございます。
生成AIは今一世を風靡(ふうび)していますね。「二条河原落書」の「此頃都ニハヤルモノ(この頃、都に流行るもの)」を現在に当てはめたら、きっと筆頭に挙がると思います。
私事ですが、先月Azure AI Fundamentals*1という資格を取得し、浅くではありますがAIに関する体系的な基礎知識を学ぶ機会を得ました。
おかげで深層学習のトランスフォーマーの出現(Attention Is All You Need(2017年) *2)など、生成AIで用いられている大規模言語モデル開発の背景を知ることができました。
2018年当時、当社は機械学習モデルに関連する、「光学文字認識のAI活用」、「多言語音声翻訳ソフトウェア」、「故障や危険を事前予測する状態予測エンジン」などをニュースリリースで発表しました。
あれから7〜8年の月日が経っていますが、現在、これらに相当するサービスが、AzureのAI関連サービスで提供されおり、今回の試験でもサービスメニューに関する出題がされていて、テクノロジーの進化の速さと競争の激しさを感じました。
当社の機械学習、深層学習の技術はエンジニアリングで生かされています
■今回のピックアップ・ブログ その1
次にご紹介するのは生成AIを活用しながらAIソフトウェアをつくってみるという興味深い記事です。
■今回のピックアップ・ブログ その2
大規模言語モデルは消費電流も学習時間もかかります。モデルを軽量化した特化型のAIの開発も注目されています。
そんな中、当社も新しい分野へのAI活用に挑戦をしています。
ところで、24年前に上映されたA.Iという映画(2001年)があったの覚えていらっしゃる方はいますでしょうか?人間が人間らしさを失っていく一方で、反対にAI搭載のロボットが人間らしさを追求するストーリーだったと思います。WALL・Eという映画(2008年)では人間が去った地球に残っていたごみ処理ロボットが自らの意思で友人の探査ロボットを助ける行動をしました。
最近テレビ番組で生命の源である細胞がたんぱく質(細胞内キャラクター)の自律活動で成り立っていること知りました。
ただの物質が動かす細胞からなる生命と、その生命ある人に生み出される人工知能。不思議です。
どんどん進化していくAI、これからが楽しみですね。
2025年7月
株式会社 日立情報通信エンジニアリング
経営戦略本部 ブランドコミュニケーション部 阿部 哲也
※編集・執筆当時の記事のため、現在の情報と異なる場合があります。編集・執筆の時期については、記事末尾をご覧ください。