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みなさんは、毎日の疲れをちゃんと取れていますか?
CMのキャッチフレーズではありませんが、今回のPlus oneでは睡眠負債に注目してみます。
■今回のピックアップ・ブログ
睡眠負債とは、睡眠不足が借金のように蓄積されていくことを表す言葉です。
週末に寝だめをしても、平日についた睡眠負債をすべて返済することはできません。
負債かどうかは、チェックシートで確認する方法もありますが、2週間分の睡眠時間を計測して、平日と休日の差が2時間以上ある場合は疑った方がいいそうです。
このブログ記事では睡眠負債だけではなく、執筆者が学生時代に経験した“入眠時のけいれん”や、仕事終わりの飲酒習慣が睡眠に与える影響を語り、工夫することで睡眠の質が改善した体験も書かれています。
ストレスによる睡眠への影響やノンレム・レム睡眠の役割、アルコールや加齢、睡眠負債が睡眠の質に与える影響を解説し、良質な睡眠を得るための実践的なアドバイスが提示されています。
「よく眠れるため」というタイトルに反して、本ブログの中はクイズもあって興味深く、読んでいても眠気を感じることなく、楽しく読み進められます。
「nishikawa睡眠白書 2025*1」という、1万人を対象としたアンケート調査による統計情報をまとめた資料が公開されています。平日の睡眠負債と、休日の寝だめから生じる「ソーシャルジェットラグ」の問題がこの資料の中で挙げられています。
ソーシャルジェットラグとは、平日の「社会的な制約」と休日の「自由な睡眠」とのズレによって、体内時計が乱れることです。「社会的時差ぼけ」とも呼ばれ、週末に寝だめをすると飛行機での移動による時差ぼけと同じような症状が出るのです。平日の仕事の生産性への影響もあり、プレゼンティーズム(疾病出勤:体調不良を抱えながらも出勤し、生産性が低下している状態)の問題にもつながってしまいます。
別の資料によると、これらの睡眠不足を解消するための経済損失を見積もると2025年で日本は18兆円にもなるそうです。
せっかく生成AIを使いこなして時短をしても、働いている人たちの生産性が下ってしまっては、本末転倒になってしまいますね。
睡眠はいわずもがな、脳の疲れをとるために必要なものです。眠れない、体が疲れるというのも脳の疲労が原因といわれています。精神疾患だけでなく老化や生活習慣病の要因にもつながります。
今晩もぐっすり寝て、心地よい眠りで、明日への活力を養いましょう。
2025年11月
株式会社 日立情報通信エンジニアリング
経営戦略本部 ブランドコミュニケーション部 阿部 哲也
※編集・執筆当時の記事のため、現在の情報と異なる場合があります。編集・執筆の時期については、記事末尾をご覧ください。