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夏の青空に白い雲がむくむくと立ちのぼります。夕立がきそうな気配です。
こんにちはみなさん、いつも当社のブログを読んでいただきありがとうございます。
夏季休暇の中で読まれている方もいらっしゃるかもしれませんが、ITで雲といえばやはりクラウドですね。
スマホのアプリを通してクラウドサービスを利用することが今や当たり前になっています。
雲は空気中の水分子が集まった姿です。この水をたとえれば情報やデータでしょうか。
雲の中の水分子は雨(クラウドサービス)となって、川を通じて湖に流れます。同様に、情報やデータは川のようなネットワークを通じて、データレイクへ保存されます。ビッグデータが持てはやされた時代からデータレイクは非構造データを集めていました。またデータハウス、データマートなど、利活用する目的によってデータが集められ、加工されています。
地上の水は蒸発して再び雲になり空へと循環します。情報やデータも同じように地上でユーザーが利用して新たな情報・データとして生まれ(蒸発して)、雲となり循環することを私は想像しました。
今回はクラウドに関連するブログを2件ご紹介します。
■今回のピックアップ・ブログ その1
ITシステムのオンプレミス型とクラウド型を組み合わせるハイブリッドクラウドがあります。地上と空がつながるようにセンサーなどのエッジ側のオンプレミスなシステムもクラウドと連携しますね。
■今回のピックアップ・ブログ その2
SASE、SD-WAN、SSEという用語は少し聞き慣れないと思いますが、クラウドアクセスのセキュリティとして、最近目にするようになってきました。SSEを支える要素であるSWG(Secure Web Gateway)やZTNA(Zero Trust Network Access)も解説されています。(このゼロトラストについては次のコラムで取り上げたいと思います。)
水の循環にITを喩えましたが、雨あがりのあとさきに見える虹には、何があたるのでしょう。
水分子への光の屈折で現れる現象ですから、それはデータに光をあてるデジタルイノベーションか、あるいは17色のバッジの持続可能な開発目標のSDGsでしょうか。みなさんは、何を想像されますか。
2025年8月
株式会社 日立情報通信エンジニアリング
経営戦略本部 ブランドコミュニケーション部 阿部 哲也
※編集・執筆当時の記事のため、現在の情報と異なる場合があります。編集・執筆の時期については、記事末尾をご覧ください。