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確かな技術で医療の未来に貢献していくエンジニアリング

エンジニアリング事業部 第2部 村瀬 勝紀

キーワード

  • #エンジニアリング
  • #ハードウェア
  • #医療

エンジニアリング事業部 第2本部の村瀬です。

当社は、通信・ネットワーク・制御のスペシャリスト集団として、社会インフラを支える高度な技術を提供しています。

その核となるエンジニアリング事業は、単なる開発受託に留まらず、高度なIT技術とハードウェア技術を融合させた「ワンストップ・ソリューション」を最大の特長としています。

今回のblogでは、当社のエンジニアリング事業、とりわけ私が深く携わっている医療機器開発についてご紹介したいと思います

1. 事業の全体像:ITとOTを繋ぐ「現場に強い」エンジニアリング

当社のエンジニアリング事業は、通信インフラ、公共、社会、産業、そしてヘルスケアまで多岐にわたる分野をカバーしています。

最大の特長は、「LSI・筐体設計などのハードウェア」から「組み込みソフト・クラウド連携などのソフトウェア」までを一気通貫で手がける垂直統合型の開発体制です。これにより、製品の構想段階から、試作、量産設計、さらにはサイバーセキュリティ対応まで、製品ライフサイクルのあらゆるフェーズで高い技術力を提供しています。

2. 医療系機器開発における専門領域

医療機器開発には、極めて高い信頼性と安全性、そして厳格な法規制への適合が求められます。当社は以下の3つの柱を中心に、最先端の医療現場を支えています。

ソフトウェア(Software)

画像解析・AI実装:高精細な画像処理アルゴリズムや、AIを用いた診断支援技術の実装。

医療DX・ネットワーク連携:医療情報システム(電子カルテなど)とのセキュアな連携や、遠隔医療を実現する通信ソフトの開発。

サイバーセキュリティ:医療機器特有のセキュリティ規格(IEC 81001-5-1など)に準拠したセキュアなソフトウェア開発。

ハードウェア(Hardware)

高精度LSI/FPGA設計:医療用超音波診断装置やX線装置に不可欠な、高速・低遅延なデータ処理を実現する基板設計。

低ノイズ・高信頼性設計: 微弱な生体信号を正確に捉えるためのアナログ・デジタル混在回路設計技術。

メカトロニクス(Mechatronics)

高精度・省スペース筐体:病院内の限られたスペースに設置可能なコンパクトかつ堅牢な筐体設計。

熱・構造シミュレーション:高性能プロセッサの発熱を抑え、静音性と安定稼働を両立させる熱設計。

自動化・制御技術:検体検査装置などの複雑な駆動部を制御するメカトロニクス技術。

3. まとめ:医療機器メーカーの「真のパートナー」

当社のエンジニアリング事業は、単に受託開発を行うだけでなく、「どうすれば規格を通るか」「どうすればセキュリティを担保できるか」というコンサルティング的な視点を持って開発に挑んでいます。

「通信」と「制御」を長年磨いてきた当社だからこそ、これからの「つながる医療機器(IoMT*)」の時代において、お客さまの価値創造に貢献し続けます。

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IoMT:Internet of Medical Things

2026年7月
株式会社 日立情報通信エンジニアリング
エンジニアリング事業部 第2部 村瀬 勝紀


※編集・執筆当時の記事のため、現在の情報と異なる場合があります。編集・執筆の時期については、記事末尾をご覧ください。