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きっかけはアニメ?!バドミントンで会社生活が充実した話

ネットワーキング事業部 テレコミュニケーション本部 仲渡 汐里

キーワード

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はじめに

みなさんこんにちは!ネットワーキング事業部 テレコミュニケーション本部の仲渡です。
私は今年で入社2年目となり、テレフォニー製品のハードウェア設計を担当しています。
しかし、今回のブログは普段の業務とは異なり、当社のシンボルスポーツである“バドミントン”をテーマにお話ししたいと思います。

なぜバドミントンか

今回このテーマでブログを書くことになったのは、私がバドミントンを見に行くことが多く、それを知った上司から「バドミントンについて書いてみたらどうか」と提案されたことで、たまにはblogも技術的な内容ではないのも面白いだろうと思ったからです。
とはいえ、入社するまでバドミントンは未経験だったため、まずはなぜそう言われたのか、その経緯をお話しします。
当社を知ったのは、大学3年生のときに放送していたバドミントンの実業団チームを描いたアニメ『リーマンズクラブ*1』でした。たまたまYouTubeで見たアニメ出演声優が実際のバドミントン実業団チームが所属する会社に潜入する動画で会社名を知り、自分の専攻(電気電子工学専攻)を生かせそうだったため、調べてみることにしました。調べていくうちに、自分のやりたいことに合致していると感じ、就活の軸にもあっていたことから入社を決めました。
その経緯からS/Jリーグ*2に行ってみようと思い、実際に観てみると非常に面白く、結果的に昨年度の日立の試合はすべて現地で観戦し、さらには実際にバドミントンをするようにもなりました!
*1
2022年テレビ朝日系列で放送されたバドミントン実業団選手を題材にサラリーマンの日常とスポーツ選手の2面を描いたアニメ作品で当社バドミントン部が取材に協力
*2
国内最高峰の社会人バドミントンチーム対抗のリーグ戦

試合を生で見ることの迫力を知った

初めて近くで選手たちのプレーを見たとき、私が思ったのは「見えない!!!!!」ということでした。
それもそのはず、バドミントンは世界最速のスポーツといわれており、2021年のギネス世界記録では初速で565km/hにも達したそうです。新幹線の「はやぶさ」の最高速度は320km/hですので、ありえない速さのスポーツ…。
初めはルールもほとんど知らなかったので、「速い!すごい!」と感動しながら試合を観戦していました(笑)。
それでも十分に迫力満点の試合を楽しめましたが、幸いにも試合会場には会社のバドミントン経験者の方が多く、わからないところは解説してもらっています。また、自分でも調べて少しずつ理解が深まっています。
その中で、ただ速いだけではなく、戦略やテクニックが重要であることも知りました。
バドミントンのシャトルは約5gで、プロ野球で使用される硬式野球ボールが135gと比べるとかなり軽いです。実際にプレーすることの難しさは後述しますが、わずかな違いでシャトルの飛び方が大きく変わるので、あんなにコントロールしている日立の選手は“めっちゃすごい”です。
当社のバドミントン部は、国内最高峰のリーグ戦であるS/JリーグでもTop4に進出し、日本代表選手も所属しているため、すごい試合を気軽に見に行くことができます。
また、今年松山で開催された、S/Jリーグと同じ強豪チームが出場する全日本実業団バドミントン選手権大会において、なんと初の優勝!!現地で観戦していました!選手たちの熱気、迫力がすごくあり、見ている側も胸を熱くさせられました。
優勝が決まった瞬間、選手たちの喜びと日立の観客席での喜びが合わさり、何とも言い表せない熱い空間でした。その場に居て、その瞬間に立ち会えて、本当に本当に良かったです!
詳しいことは、私の話を聞くよりも直接見た方が伝わると思うので、ぜひ会場で生の試合を見に行ってみてください!
きっと私が言いたかったことが伝わると思います!

決勝の様子
優勝の瞬間

運動するようになった

私は学生時代、文化部に所属し、体育の成績も微妙で運動とは無縁の生活を送っていました。しかし、社会人になってからは、主に同期と月に1回ほどバドミントンの練習会を開いています。
運動を始めたきっかけは、社内イベントである「バドミントン部ふれあい交流会*3」でした。
そこでおそらく贅沢にも選手に打ちやすい球を出してもらったにもかかわらず、私は10球中9球空振り…。見かねた同期が練習に付き合ってくれるようになり、少しずつ打ち返せるようになりました。打ち方を教えてもらい、最近では少しだけ飛距離が伸びてきたように感じています。
また、バドミントンの練習を通じて、普段はデスクワークが中心で凝り固まった腕や肩を動かすことができ、汗をかくのは思ったより気持ちの良いものでした。市民体育館は利用料が安価で、最低2人以上いれば気軽にできるという点も、バドミントンの魅力だと思います。
*3
バドミントン部が主催するバドミントンの体験ができる社内イベント

(社内)バドミントンふれあい交流会

同期とのバドミントン練習会

職場の人とのコミュニケーションにもつながった

普段の業務ではなかなか部署やフロアの異なる人たちと話す機会は限られてしまうのですが、バドミントンを通じて会社の人との話題が増えました。
自分の部署の人とは、すれ違いざまに「今度の大会は行く?」と話すこともあります。他部署の方に挨拶に行った際には、「あの時応援に来てたよね」などと覚えていただけることもあり、バドミントンの試合観戦や交流会が職場のコミュニケーションにつながっています。
また、職場の人とのコミュニケーションが増え、意思を伝えることができたことで、やりたかった製品の新規設計を担当させていただいています。周りの人の助けをもらいながら日々奮闘中です。

まとめ

入社してから1年余りが経ちますが、週5日の会社生活だけでなく、バドミントンの試合を観戦したり、実際にプレーしてみたりと新しい楽しみができました。
「面白そう」、「やってみようかな」などと、動機は何でもよかったのかもしれませんが、そこから行動に移せたことが充実度を高めた要因だと考えています。
普段の業務の中でも、より良い仕様や方式を検討し、実際に行動に移していくことで、より良いものづくりをしていきたいと思います。
最後に、このブログによって、みなさんがバドミントンや他の何かを始めるきっかけになれば嬉しく思います。

2025年7月
株式会社 日立情報通信エンジニアリング
ネットワーキング事業部 テレコミュニケーション本部 第二部 仲渡 汐里


※編集・執筆当時の記事のため、現在の情報と異なる場合があります。編集・執筆の時期については、記事末尾をご覧ください。