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Hitachi

事例紹介

大型交通施設の電話交換システムリプレース

特徴のある現場に対応する機器更新で社会インフラを維持

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導入背景

とある大型交通施設(施設A)では、業務用電話交換システムのリプレース時期が迫っていました。それに伴い、施設A内の特殊仕様に対応しつつ、現行仕様を踏襲できる現ベンダーの日立情報通信エンジニアリングが継続して対応いたしました。

日立情報通信エンジニアリングの解決策

現行仕様を踏襲しつつ、特殊仕様にも対応したリプレースを実現するために、個別開発ソフトウェアを組み込んだ日立IP-PBX NETTOWER CX-01 V3(以降 CX-01 V3)を提案しました。

CX-01 V3に組み込んだ個別開発のソフトウェアは、施設A内の特殊仕様(リモートユニット接続回線部を含めた回線二重化対応、拠点PBX課金管理のための課金管理用情報付加など)を可能にします。また、中心拠点と各区画を繋ぐ光リモートユニット接続の更新については、IP接続(二重化)に代替することで解決します。

さらに今回の取り組みでは、障害が起きてもサービスを継続するための可用性向上、通話情報管理の整備による運用効率化を担保します。

システム構成図

提供したサービスと効果

日立IP-PBX NETTOWER CX-01 V3

電話交換機。遠距離接続の通信手段はLTM IP接続(二重化)を採用。
交通施設の特殊仕様には個別開発ソフトウェアを本製品に組み込むことで対応。

想定効果

  • 各区画のテナント企業が保有する利用機器を中継し、外部との通信手段を構築、確立。(=中継交換機能の実現)

ソフトウェアの個別開発

既設機能を含む各種特殊仕様に対応したソフトウェアを個別で開発。

想定効果

  • リモートユニット接続回線部を含めた、回線二重化対応
    ➡ 高信頼性の確保
  • 課金管理用情報付加
    ➡ 拠点PBXの課金管理

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想定効果

今回、中心拠点のCX-01 V3と各区画保有のPBXをIP接続(二重化)することで、各区画のテナント企業が保有する利用機器を中継し、外部との通信手段を構築、確立します。これにより、通信の安定性と効率が向上し、業務の円滑な運営が実現します。

また、個別開発では、特殊仕様に対応する柔軟なシステム運用を可能とし、内部システムの高い信頼性と使いやすさを実現します。

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日立情報通信エンジニアリング
が選ばれた理由

顧客要望に寄り添った提案と確実な対応

当案件の接続方法について、新たな方法を提案しました。その際、新たな接続方法が機能面において従来と同様の利便性を持つことを丁寧に説明しつつ、豊富なノウハウを生かした対応に信頼を寄せていただいています。

強みであるPBX連携の個別ソフトウェア開発

当社保有のノウハウによって、特殊仕様に対応するソフトウェアの個別開発をご提供できました。「ハードもソフトウェアも頼める日立情報通信エンジニアリングの強みを感じました。」と評価いただいています。

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本事例の内容は、2025年5月26日公開当時のものです。

さまざまな業種のご相談を
承ります

当社は、本事例のようにお客さまの希望に沿った業務用電話交換システムの更新対応が可能です。各現場の特性に応じた最適なソリューションや個別対応を提供し、交通インフラ施設の現場にも貢献します。ぜひお気軽にお声がけください。

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