Cisco ACI 導入効果
ビジネス変革に追従できる
ITシステムを実現します
事業再編や企業合併などがあるたびに、ITシステム基盤となるデータセンターの統合や拡張が必要となります。
データセンターの統合や拡張にあたって、サーバーについては仮想化技術の進歩によって柔軟で迅速な構成変更が容易になってきましたが、ネットワークについては、その変更に追随できていないのが現状です。
SDN*1技術を用いたCisco ACI*2でデータセンターのネットワークを仮想化することにより、ネットワークの変更、統合、拡張が容易になるので、ビジネス変革に追従できるITシステムを実現することができます。
*1 SDN:Software Defined Network
*2 ACI:Application Centric Infrastructure
想定される将来のビジネス規模と、ITシステムへの投資とのかい離が不安だ
スイッチのConfigや配線の変更作業に時間がかかるため、新しいサービスが迅速に導入できない
データセンター内の各システムにもたせたリソースの余力を有効に活用したい
Cisco ACIは、データセンター向けスイッチである「Spine」スイッチと「Leaf」スイッチで構成されています。ポートを増設する場合は「Leaf」を、流れるトラフィック容量を増強させる場合は「Spine」を追加します。Cisco ACIは、このように拡張性に優れており、スモールスタートで導入しビジネスの変革に合わせて拡張していくことが容易になります。
Cisco ACIは、ネットワークを仮想化し、統合管理を行うAPIC*3のGUI上でネットワークの作成や設定変更を容易に行うことができます。新しいアプリケーションを導入して仮想サーバーが増えたときやサーバー間通信のポリシーを変えたいときなど、各スイッチの設定を変えたり、サーバーの物理的な配線変更作業をしたりする必要がなくなります。
変更にかかる労力を大幅に削減できるほか、配線作業におけるミスを最小限にすることができます。
*3 APIC:Application Policy Infrastructure Controller
Cisco ACIは、仮想ネットワークを柔軟に構成できるので、データセンター内リソースを効率的に活用できます。例えば各セグメントにあったL2スイッチを集約して空きポートを削減したり、分散していたファイアウォールを仮想化によって統合するなど、データセンター内の無駄を減らしてスリム化が可能です。
また、複数の会社が利用するようなマルチテナントのデータセンターでも、テナントごとに分割されたネットワークを自由に作成、変更することが容易に行えるようになります。
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