HDD内部にはディスクからデータを読み書きするために、磁気ヘッドが搭載されてますが、磁気ヘッドが回転中のディスクに直に触れてしまうとディスク内のデータが壊れてしまうため、磁気ヘッドはディスク回転により発生する揚力で、ディスク表面から数ナノメートルと非常に至近距離を浮上しており、そのため、磁気ヘッドは、非常に高い精度での平面度・面粗さでの研磨加工が必要となります。また、読み取り/書き込み素子の高さも高精度で均一に加工する必要があります。本装置は、磁気ヘッドのTMR素子高さバラツキをナノメートルオーダの範囲に制御する研磨加工を可能としたものです。