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秋風にのって漂ってくるキンモクセイの香りがとても心地よいです。
もも、オレンジ、すみれのような、甘酸っぱく爽やかで穏やかでもあり、少し胸がときめく匂いにも感じます。
いつもブログを読んでいただきありがとございます。
「金木犀(キンモクセイ)」は江戸時代に中国から香りがする雄木ばかりが用いられ、さし木で広まったそうです。
木犀の「犀」は動物のサイです。庭にキンモクセイを植えている方は樹皮をみていただけると、灰褐色のぶつぶつ模様が見えて、まるで「サイ」の皮のようで由来がわかります。
名づけたのは、ドラマでも取り上げられたあの牧野富太郎博士だそうです。
今回の紹介ブログは「サイ」にこじつけですが サイバーセキュリティの関連です。
■今回のピックアップ・ブログ
ブログ記事の中では、OT領域におけるIoTエッジ・ネットワークセキュリティについて触れていて、マルウェアの侵入などのサイバー攻撃のリスクに対し、いろいろな種類のセキュリティ防御を設置して、多層に防ぎます。
最近でもサイバー攻撃によるシステム障害の事件がニュースで報道されています。
サイバー攻撃によるウィルス感染は後を絶たず、そのシステム障害からの復旧には時間がかかります。その間のビジネスが停止して出る損害影響は計り知れない脅威です。
ところで、キンモクセイの香りはモンシロチョウは苦手だってご存知ですか?
花言葉に「隠世(かくりょ)」という、異世界や死後の世界という意味もあるそうです。この花の強い香りが邪気を祓うとして神社などにも植えられることがあります。(モンシロチョウは、私には無邪気に思えます。)
静岡県の三嶋大社にも樹齢1200年のキンモクセイの樹がありました。ウスキモクセイという種類らしいですが少し白っぽい花を咲かせ、その甘い香気を身に纏いながら、平安時代の頃から今もなお根を張って神域を守っています。
2025年10月
株式会社 日立情報通信エンジニアリング
経営戦略本部 ブランドコミュニケーション部 阿部 哲也
※編集・執筆当時の記事のため、現在の情報と異なる場合があります。編集・執筆の時期については、記事末尾をご覧ください。