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2016年7月27日
株式会社 日立情報通信エンジニアリング
日立IP-PBX「NETTOWER MX-01」を機能強化
〜上位機種と連携したIPセントレックスが可能に〜
株式会社日立情報通信エンジニアリング(代表取締役社長:小菅 稔、本社:神奈川県横浜市)は、このたび、企業・事業所のコミュニケーション基盤として提供する中・小容量IP-PBX(構内交換機)「NETTOWER MX-01」(以下、「MX-01」)の機能強化を行い、上位機種の大容量IP-PBX「NETTOWER CX-01」(以下、「CX-01」)と連携したIPセントレックスを可能とし、本日より販売を開始します。
複数拠点を持つ企業に音声ネットワークを構築する場合、従来の拠点ごとにPBXを設置する構成以外に、センターPBXで複数の拠点を制御する企業内IPセントレックス構成があります。企業内IPセントレックスは、本社やデータセンターなどにPBXを設置し、IP網を介して、拠点側の端末を制御する構成で、保守・運用が一括管理できるため、コスト削減が見込まれることから、近年、大規模ユーザーへの導入が進んでいます。しかしながら、センターPBXやIP網に障害が発生すると、全拠点で音声通信に影響が出てしまうといった課題があり、その対策が必要とされています。
「MX-01」は、レガシーにも、IPにも対応した中・小容量IP-PBXで、一般企業を中心に豊富な導入実績を有しています。このたび、機能強化を図り、上位機種である「CX-01」と連携したIPセントレックスを可能としました。
これにより、小規模ユーザーから「CX-01」との連携を含めた大規模ユーザーへの幅広い提案や、企業内IPセントレックスで課題とされるセンターPBXやIP網の障害時への対策が可能となります。例えば、本社に「CX-01」、支社・営業所などの拠点に「MX-01」を配置した場合、通常、支社・営業所に設置される電話機は、「CX-01」配下で一元管理され動作しますが、万一、「CX-01」やIP網に障害が発生した場合は、拠点内を「MX-01」でバックアップ運用することが可能になります。この場合、拠点側は、通常時と変わらない運用が可能となり、BCP*1対策にも有効です。
なお、当社のIP-PBXは、Web電話帳やスマートフォン連携などユニファイドコミュニケーション(UC)をはじめ、ナースコール連携、ホテル機能に対応しており、業種にとらわれず幅広く利用できます。例えば、防災意識が高く安定したICT*2が求められる医療・介護分野や、インバウンドが急増するホテル業界などのお客さまにも安心して利用可能なIP-PBXを提供します。
今後、当社は、市場のニーズに合わせ、継続して機能の拡充を図るとともに、UC・コラボレーションを含めたソリューションとしての提供により、お客さまにとって、最適なコミュニケーション環境をサポートしていきます。
品名 | 提供内容(拠点構成) | 価格(税別) | 出荷開始時期 |
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NETTOWER MX-01 |
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2,000,000円〜 | 2016年9月28日 |
(注)別途、ユーザー運用に応じて、ハードウェア費用や工事・保守費用が必要です。端末、「CX-01」側機器は含まれません。
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