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Hitachi

[写真]代表取締役 取締役社長 中野 俊夫

お客さま、パートナーの皆さま、ならびに当社に興味を抱いてくださる方々に、深く感謝申し上げます。昨年から、度重なる異常気象や天変地異などで被災された皆さまに心よりお見舞い申し上げます。

昨年は、異常気象、世界各国の紛争、環境問題、不安な経済の中で、次の未来へつながる技術、テクノロジーが利用、応用され始めました。生成AI、自動運転、ロボティクス、VR*1やAR*2などに期待を込めた大きな一歩でした。

日立情報通信エンジニアリングは、テクノロジーの力で、持続可能な社会の実現へ貢献し、お客さまの課題を解決するソリューションカンパニーをめざします。音声を司る通信機器、あらゆる拠点や機器をセキュアかつ高性能に接続するネットワーク、そして開発や設計の受託サービスを行います。長年にわたり日立創業の精神の下、通信機器、サーバー、ストレージなどの日立IT製品を、ハードウェアと組み込みソフトウェアなどの基盤ソフトウェアで発展させてきました。昨今は、社会インフラやOT*3へデジタル技術を駆使し、ネットワーキングとエンジニアリングの融合、シナジーを提供し、お客さまの行いたいことを具体化する会社へ、変革しつつあります。ハードウェアと密接に、誰よりもハードウェアを知り尽くした実装を行い、データをネットワークでセキュアに収集し、分析やフィードバックにAIや実績を駆使し、今までにないDXを成し遂げたいと社員全員が思っております。

日立情報通信エンジニアリングは、お客さまとのパートナーシップを大切にし、お客さまとの信頼関係を築くことを重視しています。お客さまやパートナーの皆さまの進む方向へ寄り添い、人財育成や投資といったさまざまな施策を打ち、末永いお付き合いをいただけるよう、社員一同が真摯な姿勢で取り組みます。受託開発や請負業務は、私たちが培ったネットワークやエンジニアリング力を、もう一段進化させ、要求される高い目標にテクノロジーで応えます。社員の人財育成はお客さまへの投資と踏まえ、日立グループの中で、ITのハードウェアと組み込みソフトウェア、基盤ソフトウェアは当社だとご記憶いただけるよう、日々努力を続けます。

当社は、幾多の歴史を積み重ね、お客さまやパートナーの皆さまからの叱咤激励を受けてきました。絶対に止めてはならない社会インフラである交換機や、絶対に誤ってはならないデータを取り扱うストレージ、サーバーや入出力機器など、さまざまな開発や製品を通して、お客さまの声やご要望に応えてまいりました。なにより、今も日立の創業からの「和・誠・開拓者精神」を大切にし、お客さまやパートナーの皆さまと共に歩みたいと思っております。

日立情報通信エンジニアリングは、お客さま、パートナーの皆さまの、事業や夢をかたちにするため、足元のデータ収集、ネットワーキング、ハードウェアとソフトウェアの受託開発、およびこれらの高信頼な構築、サポートなどでお役に立ちたいと思っております。

引き続きご指導、ご鞭撻のほどをよろしくお願い申し上げます。


*1
Virtual Reality: 仮想現実
*2
Augmented Reality: 拡張現実
*3
Operational Technology: 工場やプラント、ビルなどの制御機器をコントロールするシステム・技術




株式会社 日立情報通信エンジニアリング
代表取締役 取締役社長 中野 俊夫