Works & Person 仕事と人を知る

K.S.

Interview 04

ハードウェア開発エンジニア

メカ、電気・電子、ITの

知識を総動員して

医療機器などを開発

インタビュー記事

ハードウェア開発エンジニア
K.S.
EN423(エンジニアリング事業部第4本部第2部3グループ)
2021年入社
※インタビュー内容、役職、所属は取材当時のものです。

Profile

情報理工学部卒。学生時代はサークルでロボット製作に力を注ぎ、メカ設計や実装を担当。入社後は工場で使用される産業機械や医療機器などの構造設計・開発・検証・試作機製造を行うほか、電気・電子設計のレビューや検証にも携わっている。

入社を決めた理由

さまざま技術に触れながら、メカの知見を生かせる会社

学生時代は情報系について学ぶかたわら、サークルでロボット製作に熱中していました。サークルでは3DCADによる機械設計・実装を中心に担当していたこともあり、就職活動ではIoT機器のハードウェアエンジニアをめざしていました。特に興味があったのは工場の中で動くマシンです。該当する会社を探す過程で当社に出会いました。
当社のインターンシップに参加した際、先輩社員に「メカをやっている人はいますか」と聞くと、「メカのチームもあるし、ハードウェアができる人に来てもらいたい」とのこと。もっとメカに特化した会社もほかにありましたが、それだけだと将来的に不安なところもあり、情報通信やAIなど、複合的に触れられる当社への入社を決めました。

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現在の仕事

装置の構造設計を中心に、ソフトや電気のレビューなどにも携わる

所属しているのは主に工場内で動く機械設備を設計・開発する部署です。設計、開発、検証、試作機の製造など、ものづくりのほとんどの工程に関わることができます。社内で設計するだけでなく、お客さまのところに行って要望を吸い上げたり、お客さまの工場に試作機を持ち込んで検証したりと外に出る機会もあり、時には海外に行って機械を設置することもあります。
現在は再生医療に関する装置の開発に10名ほどのチームで取り組んでいます。私の担当はハードウェア関連の設計・開発であり、構造設計が主な業務ですが、ソフトウェアと電気系の設計レビューや検証にも参加しています。機構や筐体本体の設計はすでに終わっており、今は付属品を装置本体に取り付けるための部品の設計を行っているところです。

苦労とやりがい

幅広い知識を総動員し、お客さまに喜ばれる装置を開発する

機械は単に仕様通りに動けば良いというものではありません。工場で長く使うのであればメンテナンスのしやすさを考慮する必要がありますし、医療機器ならば高い安定性・安全性が求められます。そのほかにもユーザビリティーや法令、部材の物性なども考えながら設計しなければなりません。このように多様な条件を考慮しなければならないのは、難しくも面白いところです。
3年ほど前にフィリピンの工場のハードディスク検査用装置を改修したことがあります。その装置は余計な磁界の影響で測定に問題を抱えていました。私は部材の物性を考慮しながら各部の位置調整を行い、問題の解消に成功。現地の作業員からも「イライラが解消された」と喜んでもらえました。そんな風にお客さまの役に立てることがやりがいになっています。

今後のビジョン

開発現場でAIを有効に活用できるよう、
多角的な知識を身につけていきたい

入社したばかりの頃に比べると、設計や検証で注意すべき点がわかるようになってきました。開発プロジェクトの流れを一通り経験してこれたからこそ、勘どころがわかるようになった気がします。今ではプロジェクトのゴールに求められている機能を具体的にイメージできるようになり、なおかつプラスαのアイデアも出せるようになりました。
AIの発展により、エンジニアはこれまで以上に広い分野で開発をこなせるようになっていきます。しかし、AIはあくまでもツールであり、AIが導き出してくる結果の妥当性の判断は人間が行わなければなりません。それには多角的な知識が必要です。専門分野はもちろん、関連分野についても理解を深め、信頼性の高い開発ができるエンジニアになっていきたいと思います。

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Interview

私の最初の仕事!

最初の仕事は検査装置の電源ボックスの構造設計です。電気部品を決まったサイズ内のボックスに収めるのですが、排熱などを考慮しながら設計するのに苦労しました。最初はメカ的な部分ばかりを意識していましたが、電気的な知識も重要であると実感しました。

会社のここが推し!

在宅勤務やフレックス制度で柔軟な働き方ができるほか、有休が取得しやすく、急用ができた際などは当日に連絡して休むことも可能です。残業は繁閑によるものの、たいていは30分前後に収まっており、ワークライフバランスが取りやすい環境です。

ある一日のスケジュール

出社
メールチェック、当日の予定確認。
設計、資料作成、会議
部品の構造設計、お客さまとの定例会議で使用する資料の作成、定例会議にて進捗の共有や設計の相談。
昼休憩
同僚と雑談しながら手作りの弁当を自席で食べる、食後は15分ほど昼寝。
設計、仕様書の作成
午前中に引き続き部品の構造設計、仕様書の作成などを行う。
検証
ソフト担当者が作成したソフトウェアを検証。
退勤
スーパーで買い物をして帰宅。夕食後は資格勉強やゲームをして過ごす。

職場・オフタイム紹介

こんな職場です

職場の写真

私は秦野市にある日立製作所内の事業所内に勤務していますが、実機に触れながら作業できる評価室があるなど、開発環境が整っています。

OFFTIME

オフタイムの様子

ゲームやドライブをして過ごしています。連休の際などはスキューバダイビングに行くことも。神秘的な水中の風景に心が癒やされます(写真は小笠原の海)。

学生の皆さんへのメッセージ

就職活動では「大切にしたいものは何か」を考えてみてください。仕事だけでなくプライベートをどう過ごしたいかなど、自らの価値観を意識することで自分に合う会社を選べるでしょう。