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Hitachi

株式会社 日立情報通信エンジニアリング

次世代ネットワークへ向けた、高セキュア光伝送技術

  • 光の量子ゆらぎ(雑音)を効果的に用いた高度なセキュリティ通信
  • WDM伝送や光アンプ中継など、既存の光通信網への高い親和性
  • 低遅延で高いリアルタイム性

光の量子ゆらぎを応用した高セキュア光伝送方式です。従来の暗号では実現困難であった物理層での高い秘匿性、高いリアルタイム性を持つ長距離・大容量伝送システムを実現し、さまざまなネットワークへの適用を目指しています。

主な対象
高度なセキュリティを要求するネットワーク全般、リアルタイム性を必要とする動画像配信ネットワーク など

高セキュア光伝送装置

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主な特長

光の量子ゆらぎ(雑音)を利用した物理的な信号秘匿

レーザ光が持つ量子ゆらぎ(雑音)を特殊な変調プロトコルにより拡散し、信号を秘匿します。 物理現象を効果的に利用することにより、物理層から守られた高度なセキュリティ通信を実現します。

長距離伝送

Y-00暗号信号は光ファイバアンプで増幅しても安全性が低下しないため、既存の光ファイバアンプ中継伝送に対応しています。

大容量伝送

国際的な業界標準であるSTM-16/OC-48物理インタフェースに準拠した光および電気インタフェースに対応しています。

WDMネットワークへの適応

波長1.55μmの高精度CWレーザ光源と光外部変調器を用いており、DWDMを含むすべてのWDMシステムに対応しています。

低遅延の高速ストリーム暗号

計算量的な暗号処理と比較して、ハイビジョンのような高速、大容量のストリームデータを非常に短い時間で暗号化・復号化することが可能です。

コンパクトサイズ

特別な冷却装置などを使用することがなく、標準的な伝送装置のラックサイズである19インチラック2U幅に収容可能です。

技術仕様

主要性能

クライアントI/F データレート 1.25Gbps(GbE)
伝送距離 50 km (中継時 200 km)
暗号I/F光出力パワー 0 dBm
暗号I/F光波長 1530〜1565 nm (Cバンド)

適用分野

適用例として、以下のようなネットワークを想定しています。

高度なセキュリティを要求するネットワーク全般

  • 金融(銀行、證券、信販、保険、など)
  • 電力(発電設備、送変電設備、など)
  • 通信(専用線、データセンタ間接続、など)
  • 政府行政ネットワーク
  • 放送系ネットワーク
  • 医療系ネットワーク

適用例

適用例

フィールドトライアル事例

既存商用ファイバを用いた192km伝送実験

  • 株式会社日立情報通信エンジニアリングと、ソフトバンクテレコム株式会社の共同により、総延長192kmの商用光回線において2.5GbpsのY-00暗号伝送に成功しました。
  • 1Gbpsのファイバチャネル信号、1.25Gbpsのギガビットイーサーネット信号を2.5GbpsのSDHフレーム上で伝送し、標準通信プロトコルへの適応性を実証しました。
  • 2波長のY-00暗号伝送信号による波長多重伝送(WDM伝送)を行い、既存の大容量光ネットワークへの適応性を実証しました。

伝送実験接続図
伝送実験接続図

非圧縮ハイビジョン信号のリアルタイム暗号伝送デモ

  • Nature Photonics Technology Conferenceに出展し、非圧縮ハイビジョン信号をリアルタイムに暗号化・復号化する伝送デモを行いました。
  • 暗号伝送前後のハイビジョン映像を2台のハイビジョンテレビで比較し、低遅延で高いリアルタイム性を要求される映像ネットワークへの適応性を実証しました。

非圧縮ハイビジョン信号のリアルタイム暗号伝送デモ

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