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Hitachi

株式会社 日立情報通信エンジニアリング

サポート情報 - UM7000C(RF)

設置方法

ラックへの実装方法

  1. 本装置はJIS標準またはEIA標準の19インチラックに実装が可能です。
  2. 本装置を支える棚板(又はサポートアングル)が準備されていることをご確認ください。
  3. 本装置を棚板に沿わせ、前面からラック内に挿入してください。その時、ラック取付用パネルのネジ取り付け穴と、ラックのネジ穴の位置が合っていることを確認してください。もし合っていない場合は棚板の位置を修正してください。
  4. ラック専用のネジ4本(JISラック時は2本)を使用して、本装置のラック取付用パネルをラックに固定してください。

注意

切替モジュールの取り付け

  1. エンクロージャ背面から切替モジュールを挿入し、切替モジュールの背面パネルとエンクロージャの背面パネルの面の位置が合うところまで、まっすぐに押し込みます。
  2. モジュール取付けネジを指でしっかり締めて固定してください。
    ※モジュール取付ネジ頭部の溝は、ネジが硬く締まりすぎている時、ドライバー等を使用して緩める場合にのみ利用してください。(締める時は利用しないでください。)

外部機器との接続方法

RF入力インタフェース(IN1/IN2)

前段機器のRF出力ポートから切替モジュールのIN1およびIN2に、F型コネクタ(75Ω)を用いて接続して下さい。

RF出力インタフェース(OUT1)

切替モジュールのOUT1から後段機器のRF入力ポートに、F型コネクタ(75Ω)を用いて接続してください。

RF出力モニタインタフェース(OUT2/OUT3)

切替モジュールの出力信号をモニタする場合は、OUT2/OUT3からモニタ機器のRF入力ポートに、F型コネクタ(75Ω)を用いて接続してください。

設定監視用ネットワークインタフェース

SNMPによる監視/制御を行う場合、切替モジュールのイーサネットインタフェースコネクタと外部端末をLANケーブルで接続してください。また、外部端末と直結の場合はクロスケーブルを、HUBを使用する場合はストレートケーブルをご使用ください。

設定方法

RF切替器は設定端末を使用して、装置のパラメータを設定する。インタフェースとして制御用LAN(TELNET)を使用する。
本書記載の設定方法では、パラメータ設定反映のためにはRF切替器の再起動が必要である。

接続方法

切替モジュールの背面にあるLANのコネクタにLANケーブルを接続することで、設定端末と接続する。(直接接続の場合はクロスケーブル、HUBを介する場合はストレートケーブル)
設定端末は、市販のWindowsPCでハイパーターミナルもしくは、ターミナルソフトなどのTELNET接続できるソフトが実装されているものを使用する。
設定端末側の接続条件を表1に示す。

表1 設定端末側接続条件

表1 設定端末側接続条件
項目 規格 備考
1 使用ポート番号 規定のTELNETポート(23)  
2 同時接続セッション数 1  

起動時

RF切替器を起動すると図1が表示される。設定方法を説明する。

図1 RF切替器起動後コンソール画面
図1 RF切替器起動後コンソール画面

(1) 設定された「パスワード」を入力し、「Enter」を押す。

コマンド一覧と設定内容

TELNETで接続したときに使用できるコマンド一覧を表2に示す。なお、全ての設定変更はsaveコマンドによる保存が必要。設定保存を行わない場合、電源再投入にて変更内容は破棄される。(変更以前の設定に戻る。)

表2 RF切替器 コマンド一覧

表2 RF切替器 コマンド一覧 表2 RF切替器 コマンド一覧

外観(LED)

本装置は装置の正常・異常状態を前面の状態表示LEDにて確認することができます。

電源異常確認

図2 外観(LED):電源異常
図2 外観(LED):電源異常

電源を監視し、異常を表示することができます。前面の状態表示LED(POW1、POW2) でご確認ください。内容は次の通りです。

  1. 電源ユニットが正常に動作している時、本LEDが緑点灯します。
  2. 電源ユニットに異常が発生した時、本LEDが赤点灯します。本装置に入力されるAC100V電源に異常がある場合、電源異常になります。本装置への供給電源をご確認ください。それでもLEDが緑点灯しない場合は、電源ユニットの交換が必要です。

電源ユニット交換方法

  1. 交換対象の電源ユニットのスイッチをOFFにし、電源ケーブルを取り外します。
  2. 電源ユニット取付ネジをゆるめ、取付ネジに遊びが出るようになったら、電源ユニット取外し用取手を持ち、ゆっくりと手前方向に引いて取り外してください。
  3. 新しく実装する電源ユニットを挿入し、電源ユニットの前面パネルの位置と本体の前面パネルとの面が合うところまでゆっくりと押し込んでください。
  4. 電源ユニット取付ネジを指でしっかり締めて固定してください。
    ※ 電源ユニット取付ネジ頭部の溝は、ネジが硬く締まりすぎている時、ドライバー等を使用して緩める場合にのみ利用してください。(締める時は利用しないでください。)
  5. 電源ケーブルを接続して電源ユニットのスイッチをONにし、状態表示LED(POW1、またはPOW2)が緑点灯することを確認してください。

注意

ヒューズ交換方法

  1. 交換する電源の電源スイッチをOFFします。
  2. 交換する電源の電源ケーブルを電源インレットからはずします。
  3. 電源端子の下にあるヒューズホルダーを取り外します。
  4. ヒューズホルダーにヒューズが挿入されていますので、新しいヒューズと交換してください。
  5. ヒューズホルダーを元の場所に取り付けます。
  6. 電源ケーブルを電源インレットに接続します。
  7. 電源ユニットの電源をONにし、状態表示LED(POW1、またはPOW2)が緑点灯することを確認してください。

※交換用ヒューズは以下に示すヒューズを使用してください。

  • 種類:タイムラグヒューズ
  • 定格:AC250V 3.15A
  • 形状:φ5.2×20mm
  • 規格:UL,CSA,PSE

(例)SOC株式会社 ETシリーズ ET 3.15A

図3 ヒューズ付き電源インレット
図3 ヒューズ付き電源インレット

注意

冷却ファン異常確認

図4 外観(LED):冷却ファン異常
図4 外観(LED):冷却ファン異常

冷却ファンを監視し、異常を表示することができます。前面の状態表示LED(FANALM1、FANALM 2) でご確認ください。内容は次の通りです。

  1. ファンユニットが正常に動作している時、本LEDが緑点灯します。
  2. ファンユニットに異常が発生した時、本LEDが赤点灯します。
    空冷ファンが回転していることを確認してください。回転していない場合はファンが故障していますので直ちに空冷ファンの交換が必要です。

空冷ファン交換方法

  1. 交換対象のファンユニット取付けネジをゆるめ、取付ネジに遊びが出るようになったら、ファンユニット取外し用取手を持ち、ゆっくりと手前方向に引いて取り外してください。
  2. 新しく実装するファンユニットを挿入し、ファンユニットの前面パネルの位置と本体の前面パネルとの面が合うところまでゆっくりと押し込んでください。
  3. ファンユニット取付けネジを指でしっかり締めて固定してください。
    ※ファンユニット取付ネジ頭部の溝は、ネジが硬く締まりすぎている時、ドライバー等を使用して緩める場合にのみ利用してください。(締める時は利用しないでください。)
  4. ファンが回転していること及び状態表示LED(FANALM1、またはFANALM2)が消灯することを確認してください。

注意

切替モジュール異常

図5 外観(LED):切替モジュール異常
図5 外観(LED):切替モジュール異常

各モジュールの状態を監視し、異常を表示することができます。前面の状態表示LED(MODULE-n(n:1〜8)の「OPE」) でご確認ください。内容は次の通りです。

  1. モジュールが正常に動作している時、本LEDが緑点灯します。
  2. モジュールに異常が発生した時、本LEDが赤点灯します。異常発生時には以下の確認を実施してください。
ステップ1:切替選択スイッチの確認
切替選択スイッチが「1」、「2」、「Auto」のいずれかの位置と合っているかご確認ください。位置がずれている場合は、正しい位置に合わせることにより正常動作に復旧します。復旧しない場合は、装置故障の可能性があります。

 

RF入力異常確認

図6 外観(LED):RF入力異常
図6 外観(LED):RF入力異常

各切替モジュールのMPEG-2 TS 各切替モジュールのRF入力インタフェースIN1およびIN2へのRF入力状態を監視し、異常を表示することができます。前面の状態表示LED(MODULE-n(n:1〜8)の「1」および「2」)でご確認ください。内容は以下の通りです。

  1. 正常なRF信号が入力されているおり、当該ポートの信号が選択されている場合(=当該入力ポートの信号を出力ポートから出力している場合)、本LEDは緑点灯します。当該ポートの信号が選択されていない場合、本LEDは消灯します。
  2. RF入力状態が異常である時、本LEDが赤点灯します。異常発生時には以下の確認を実施してください。
ステップ1:RF入力の確認
本装置に入力されるRFインタフェース(前段装置及び前段装置との接続ケーブルなど)をご確認ください。
ステップ2:設定値の確認
切替ポートのパラメータ設定値をご確認ください。
パラメータ設定値に関しては、付録「コマンドライン設定方法について」をご参照ください。
RFレベルの監視が有効となっている場合、RFレベルエラー閾値未満のRFレベルを含むRF信号が入力されているかご確認ください。

 

切替方法

切替制御スイッチによる切替(手動モード)

入力信号の状態に関係なく強制的に切替(入力ポート選択)を行います。(手動切替モード)
入力ポートIN1の信号を選択する場合は、エンクロージャ前面の切替選択スイッチを「1」、IN2の信号を選択する場合は切替選択スイッチを「2」に合わせてください。
手動切替の場合、切替先の入力信号が異常であっても強制的に切り替えます。切り替え後に選択中の入力ポートの信号に障害が発生しても自動切替は実行されません。

障害検出による自動切替(自動モード)

入力信号の障害を検出して自動で切替(入力ポート選択)を行います。(自動切替モード)
自動切替モードにするには、エンクロージャ前面の切替選択スイッチを「Auto」の位置に合わせてください。
自動切替モードでは、選択中の入力ポートの信号に障害が発生した際、他方の入力ポートの信号状態が正常であれば入力信号の切替を行います。他方の入力信号状態も異常の場合は切替を行いません。

<切り戻しについて>

切替が実行された後は、切替後の入力信号に障害が発生しない限り、元の入力ポートへの切替(切戻し)は行いません。例としてIN1への入力信号が異常となりIN2に切り替わった場合、その後IN1が復旧し、IN2が異常となった場合にIN1に切り戻ります。

<切替前のポートに戻したい場合>

自動でIN2へ切り替わった後にIN1を復旧させ、IN1へ切り戻したい場合は、エンクロージャ前面のスイッチにて、「Auto」から「1」に変更後、再び「Auto」に戻してください。
※切り替え時は出力信号の瞬断が発生します。

SNMPによる遠隔制御(遠隔モード)

SNMPプロトコルを用いて別売の監視制御装置、あるいはお客様にてご用意頂く監視端末等から切替を制御します。(遠隔モード)
遠隔モードで制御する場合は、エンクロージャ前面の切替選択スイッチを「Auto」の位置にあわせてください。
遠隔制御時にSNMPにより設定するMIB情報を表3に示します。切替選択スイッチを「Auto」に合わせたときの初期状態は0(自動)となっています。SNMPにより切替を指示する際は、表に示すOIDに対し、1(1系選択)または2(2系選択)を設定してください。自動モードに戻す場合は、0(自動)を設定してください。
※遠隔モード(値が1または2の時)では、入力信号の障害発生時の自動切替は行いません。
別売の監視制御装置による切替制御方法については、監視制御装置の取扱説明書をご参照ください。

表3 遠隔制御時の設定対象MIB

表3 遠隔制御時の設定対象MIB
OID
um7swPortControl
[1.3.6.1.4.1.11058.70.2003.7.12.2.2]
0:自動
1:1系選択
2:2系選択
3:手動(設定不可)

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