とにかく早い!
1TBを約30分でテープバックアップ可能*1
日立のテープアレイ装置『TF1100』を使用するテープバックアップサービスは、“イニシエータ方式”と“テープアレイ方式”の併用とLTO Ultrium 5規格対応のテープドライブ装置の搭載により、高速なテープバックアップを実現します。
サーバを介さずに直接日立ディスクアレイシステム(ターゲット)にSCSI命令を出すイニシエータ動作により、サーバの処理速度に影響を受けることなく、テープ装置の実行速度で高速バックアップ、リストアが行えます。
また、データを複数のテープ装置に分散して記録・再生するテープアレイ方式により、テープ装置の単体構成時に比べ、より高速なデータ転送が行えます。
さらに、OSやアプリケーション部分も含めて全体をバックアップする「イメージバックアップ」と呼ばれる手法によるフルバックアップ運用により、異なるOSデータも一括バックアップでき、従来のデータバックアップ運用よりも簡単な手順で運用することが可能です。
日立ディスクアレイシステムのボリュームレプリケーション機能「ShadowImage in-system replication」で作成された正ボリュームのレプリカ(副ボリューム)を利用することができます。これにより停止時間の極小化が可能になり、通常のオンライン業務と並行してバックアップを実行できます。
バックアップ時にはアプリケーションサーバおよびLANを経由しないため、これらの負荷を軽減できます。
多彩なRAID構成設定機能により、同時に2組のテープグループにバックアップを行うミラー運用が可能です。このため、現地保管用と別地保管用のテープグループを同時に作成し、別地保管用のバックアップテープを遠隔拠点に運び、保管することにより、安価な災害対策(ディザスタリカバリ)運用や長期保存が可能になります。