日立独自の補正アルゴリズムにより、広角・魚眼レンズで撮影した画像を超広視野角画像として全体の自然さを保ちつつ、歪み補正をすることが可能
広角・魚眼レンズで撮影した画像を、水平/垂直視野角185度程度でも、より自然な形で全体を1つのモニタ画面へ出力することが可能です。魚眼カメラの光軸を水平に設置した場合、歪み補正パラメータを切り替えるだけで、用途に合わせた画像に補正できます。
補正後の画像全体を1つのモニタ画面へ出力できるので、従来のように、画像の一部を指定して補正する手間や視点位置変更、画面切り替えのためのマウス操作などが不要になります。
従来技術では補正範囲が限られているため、魚眼画像を区切って補正を実施。補正画像の参照方法はPTZ*操作か複数の補正画像をソフト処理で合成させる作業が必要。
すなわち、出力結果や表示方法は広角レンズを利用した場合と同じ手間になってしまう。
画像中央部と周辺部の見た目差(画像ボケ、ゆがみ(歪曲収差))を少なくし、より自然な画像をリアルタイムに補正することに成功しました。
最大画像処理画素数1920x1080までサポートしています。
お客さまの開発内容や画像の種類、接続インタフェースなど、ご要求に合わせた形で提供方法をお選びいただけます(例:IPコア、PCおよびDSP上のソフトウェアなど)
日立独自の高画質化技術により、小画素画像から精細感のある美しい鮮明な画像へ変換します。
画像拡大によりぼやけた画像を独自の「鮮鋭化」処理によって、拡大後でも輪郭が滑らか、かつシャープで鮮明な
美しい高画質画像へ変換します。
監視カメラの設置位置や用途によって、魚眼レンズの補正パラメータを設定・変更し、より自然な映像として表示することが可能です。
広角・魚眼レンズの画像歪み補正で撮影した画像を、水平/垂直視野角185度程度でも、より自然な形で全体を1つのモニタ画面へ出力することが可能です。魚眼カメラの光軸を水平に設置した場合でも、歪み補正パラメータを切り替えるだけで、用途に合わせた画像に補正できます。
<補正例>
項目 | 仕様・性能 |
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広角・魚眼レンズの画像歪み補正機能 | 魚眼画像を広域エリアが一望できる超広視野角画像に低遅延で補正 ・補正領域の指定不要(PC操作無し) ・画像遅延=0.5フレーム(ハード処理の場合) |
補正後画像の視野角 | 水平補正モード:水平視野角185度、垂直視野角140度 垂直補正モード:水平視野角140度、垂直視野角185度
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出力画面サイズ | 640×480(VGA)〜1920×1080(HD) |
最大フレーム数 | HD:60フレーム/秒 |
補間方式 | バイキュービック演算 |
処理方式 | パラレルパイプライン・ハード処理 |
評価キット提供 | 納期や詳細については別途ご相談ください。 |