相変化型光ディスク初期化装置
記録面の結晶状態でデータを判別する相変化型の記録媒体は製造過程において、 スパッタリングした後は、記録面が非晶質(アモルファス)状態になっており、データを記録する前に安定な結晶状態にする必要があります。
本装置は、複数回書き換え可能なCD、DVD、Blu-ray Discなど相変化型記録媒体の記録膜にレーザ照射し、ディスクの全記録面を高速に結晶化するものです。
初期化のプロセスにおいては、対象とするディスクの内側から外側に向かってレーザビームを照射し、非晶質(アモルファス)状態である記録面の結晶化を高速に行います。
長円形レーザビームの採用によって複数のトラックを一括に結晶化するとともに、CLV(線速度一定)方式により結晶化条件を均一にすることができます。
型 名 | POP120-8H | POP120-8S | |
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対象ディスク | DVD±RW DVD-RAM |
BD-RE (BD-R) |
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機 能 | 初期化 | ○ | ○ |
BCA記録 | ○ | ○ | |
2層ディスク対応 | × | ○ | |
レーザタイプ(波長) | 4W(810nm) | ||
スポット幅 | 192/150/96/75μm | ||
レーザ出力 | 150-4000mW | ||
ディスク回転 | CLV | 3-28m/s | 3-18m/s |
CAV | 300-12740rpm | 300-8200rpm | |
SemiCLV | 28-34m/s | − | |
リモートコントロール I/F | ハンドラインターフェース | ||
消費電力 | 400VA | ||
外形寸法(W×D×H) | 265×480×600mm | ||
重 量 | 約32kg |