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株式会社 日立情報通信エンジニアリング

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2010年3月12日

デジタル放送映像をIP網で伝送する装置「UM6000」販売開始

1Uサイズのコンパクトな筐体で最大16本の MPEG-2 TS をIP伝送

デジタル放送映像のIP伝送装置「UM6000」
デジタル放送映像のIP伝送装置「UM6000」

日立情報通信エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:若井 勝郎、本社:神奈川県横浜市)は、放送局・CATV局・映像配信事業者・通信キャリア向けに、IPネットワークを利用して最大16本のMPEG-2 TS*を 高品質・高信頼性にて多重配信する1Uサイズの小型映像多重化装置「UM6000」を、2010年3月12日より販売開始いたします。

近年、光ファイバーケーブル(地上回線)の普及にともなって、広帯域かつ大容量なIPネットワークを活用したさまざまな映像伝送サービスが始まっています。衛星通信から地上回線への切り替え、地上波デジタル放送のIP網による伝送、ケーブルテレビの送出系システム、エリア限定ワンセグ放送システムなど各種の分野に向けて、導入が容易で小型・軽量のソリューション商品として、TS over IP伝送装置「UM6000」を開発いたしました。

当社では本装置を単体製品として提供するだけではなく、セットメーカやシステムインテグレータ向けに、放送品質の映像をIPネットワーク伝送するために必要な各種のコンポーネントを、Intellectual Propertyとしてソフトウェアや組み込み論理(FPGAへの組み込みなど)の形でも提供いたします。また地上波デジタルシステムの送信設備やエリア限定ワンセグ放送システム構築などにも機器、システムやコンサルティングを提供します。

「UM6000」の特長

1台で最大16本のMPEG-2 TSをIP網で伝送

19インチラックマウント1Uのスペースに16本のTSを集約可能。
さらにTSごとに送受信方向を指定可能。実装スペースの制約が厳しいお客さまの放送設備の構築に最適。
また、TS当たりの単価は16万円以下と、導入しやすい価格。

ネットワーク揺らぎ補正による安定した伝送

当社独自のネットワーク揺らぎ吸収技術を適用。長距離伝送等で生じるネットワーク上の揺らぎを吸収し、安定した信号伝送を実現。外部クロックを利用したリファレンス同期伝送にも対応可能。
伝送方式は、マルチキャスト/ユニキャスト双方に対応。

保守・運用性の向上

電源ユニットを二重化。運用を継続したまま前面から交換可能。冷却ファンも背面から交換可能。
監視インタフェースはSNMP(v1 MIB2)に対応し、標準的なネットワーク監視システムを活用可能。

適用例、納入事例

地上回線を利用した多チャネル映像配信

放送事業者、通信事業者、コンテンツオーナー等による、地上回線を利用した国内多チャネル配信サービスでは、複数のTSをリアルタイムに伝送する必要があります。
「UM6000」は小型・軽量ながら、同時に16本のMPEG-2 TSを送受信可能です。

装置導入例:地上回線を利用した多拠点映像配信(CATV局向け地上伝送)
装置導入例:地上回線を利用した多拠点映像配信(CATV局向け地上伝送)

地上波デジタル放送難視聴対策

2011年7月のアナログ放送サービス終了を控え、地上波デジタル放送難視聴対策が進んでいます。
「UM6000」は地上回線(IP網)を利用した難視聴地域(離島、山間部)への地上波デジタル放送の伝送機器として、利用可能です。当社独自のネットワーク揺らぎ吸収技術により安定した映像を配信することができます。

局間映像伝送及びバックアップ回線としての利用

無線回線、衛星回線を利用した放送サービスの代替やバックアップ、あるいは競技場等のライブ映像中継においても、地上回線を用いた映像伝送が注目されています。
「UM6000」はテレビ放送局、CATV局における局間映像伝送装置として、あるいはバックアップ回線用の送受信機器として活用できます。

UNIMUX (UM) シリーズを中心とした放送ソリューションのご紹介

当社はデジタル放送用多重化装置(UNIMUXシリーズ)を中心に、放送局・CATV局・通信キャリア向けにさまざまな放送ソリューションを提供しています。実験・検証設備、CATV局などにおけるデジタル放送設備やIP放送設備の構築サービス、さらにお客さまのニーズに合わせてカスタマイズした多重化装置を提供してきました。
当社の組込み技術を活用して、PCソフトウェア、チップへの組込み、FPGA論理、専用装置など、お客さまのご要望に応じたさまざまな形での提供やOEMでの提供にも対応します。

装置機器仕様
MPEG-2 TS インタフェース ポート数 16 ※初期設定により入出力方向を指定(混在可)
出力信号形式 DVB-ASI (EN50083-9)
コネクタ形状 BNC同軸コネクタ (75[Ω])
伝送モード 入力ポート:パケット / バーストモード (188 / 204バイト)
出力ポート:パケットモード (188 / 204バイト)
※全ポート共通指定(ポート毎に異なる設定は不可)
伝送速度 最大 216[Mbps]
MPEG-2 TS伝送用ネットワークインタフェース ポート数 1
出力信号形式 1000Base-T/1000Base-LX
コネクタ形状 RJ-45 (1000Base-T) / LC (1000Base-LX) ※SFPの着脱によりどちらか1つ対応
対応プロトコル RTP / UDP / IPv4 / MPEG-2 TS
伝送速度 最大 1[Gbps]
伝送方式 マルチキャスト / ユニキャスト
データ通信用
ネットワーク
インタフェース
ポート数 1
出力信号形式 10Base-T / 100Base-TX
コネクタ形状 RJ-45
対応プロトコル SNMP, TELNET (TCP / IP) ※SNMP v1 MIB2に対応
クロックインタフェース ポート数 1 ※入出力方向はオーダー時に指定
入出力信号形式 1.5[V] (p-p) (終端時)
コネクタ形状 BNC同軸コネクタ (50[Ω] / 75[Ω]) ※インピーダンスはオーダー時に指定
クロック周波数 入力ポート:10[MHz] / 27[MHz]
出力ポート:27[MHz
電源電圧 AC100[V]±10%(50/60Hz)
消費電力 100[W]以下 (二重化電源)
質量 8.0[kg]以下
動作温度 温度:10〜40℃
外形寸法 482(W)×509.7(D)×43.5(H) [mm] ※突起物含まず
*
MPEG-2 TS(Transport Stream): デジタル放送信号の規格。地上/BSデジタル放送やブルーレイディスクなどに採用。

参考価格

1台250万円〜

販売開始・出荷予定時期および販売目標

出荷予定時期:2010年5月中旬
2010年度販売目標:150台

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